近景、中景、遠景のバランスで改善の余地があるとかいてしまったので、実際に、チャレンジしてみました。
写真1は修整結果です。遠景にぼかしを少し入れ、近景の緑を強くして、中景を明るくしました。
写真2は、左が元の写真、右が新しい修正写真です。
なんとなく、騒がしくなった感じで、あまり良いとは言えません。
この写真は、構図に問題があるのではないかと思います。
デジタルになる前は、絵でも、写真でも、作成と修整は大変でした。
デジタルでは、それは簡単です。しかし、そのことは良い写真をとることが容易になったとは思いません。
審美眼の効力が絶大になっただけだと思います。
それは、たとえば、写真2の2枚の写真をみて、どちらがよいか、どこに問題があるかを瞬時に判断できるような能力です。もちろん、この場合には、構図がダメなので、両方とも不可ですが。