焼きいもの焼き方の研究(その6)

前回は、低温加熱の実験をして失敗しました。次は、条件を変えて追試験する予定だったのですが、新しい品種「紅こがね」が手に入ったので、従来方式で、加熱してみました。

条件は170度120分です。

例によって切り口を写真を載せますが、申し分ありません。下の芋では、繊維質が若干見えますが、食べて気になるレベルではありません。上のの切り口は完全に羊羹状態です。

 

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「紅こがね」の加熱結果



 

結果は上々でおいしかったです。

この芋はJAの直販店で入手しました。そこで得た情報は以下です。

  • 「紅こがね」はしっとり系であるが、「紅はるか」の方がしっとりの割合がたかい。

  • 「紅はるか」は「紅天使」という名称で販売されていることがあるが、品種は同じ。

  • 「紅はるか」は麦芽糖を多く含むので甘い。

JAの情報では、「紅はるか」のほうが「紅こがね」よりも甘いようにも読めましたが、差はほとんどないと思わました。2種類あったら、価格と芋の状態で、条件がよい方を選べばよいと思います。