コロナウィルスのデータサイエンス(その4)

以前にも言及したのですが、コロナウィルスの感染状況については、ジョンホプキンス大学のWEBをみています。

Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

https://gisanddata.maps.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/bda7594740fd40299423467b48e9ecf6

このWEBが公開されたのは1か月くらい前ですが、実は、日本国内の発生状況をリアルタイムで情報提供するWEBはいまだにありません。

最近になって、政府は、マスクの購入をして配布するらしいですが、アエラの記事によると台湾ではマスクの在庫はWEBで公開されているようです。これには、IT担当大臣が積極的に働いているようです。日本のIT担当大臣はハンコ連盟の代表のようで、ITの利用は全く進んでいません。


新型コロナ“神対応”連発で支持率爆上げの台湾 IQ180の38歳天才大臣の対策に世界が注目

https://dot.asahi.com/dot/2020022800078.html?page=1


感染防止に、人の集まるところに行かないようにマスコミを通じて伝えていますが、そのエビデンスは公開されていませんし、今の技術であれば、リスクマップを作ることは可能です。

学校の休校についても、周辺での患者の発生状況、人との接触リスクなどをマップ化して、判断することは可能です。というか、現在のデータサイエンスは、こうした個別のリスク管理をすることで、比較的少ない宣伝費で、売り上げの向上に貢献してきています。現在の政府の対策は、販売促進のために大量にダイレクトメールを送り付けていた時代と同じで、費用ばかりかかり、効果は極めて少ない方法です。

こうした状況をみると、日本が世界のIT化に完全に取り残されていることがわかります。

依然として、〇〇をすべきという法律を作り、お金をばらまくだけしか能がなければ、財政破綻を強化しているだけの対策です。