焼きいもの焼き方の研究(その3)

前回、「鳴門金時」では上手に焼きいもが出来なかったので、追跡調査の結果です。

今回は、次の2点を検討しました。

  • 芋の種類:「紅はるか」と「シルクスィート」

  • 加熱時間:「50分」と「100分」

サンプル1は、「紅はるか」の焼きいもで、切り口が2つ並んでいますが、左側が加熱時間「50分」で、右側が加熱時間「100分」です。芋の大きさは切り口の直径が約4cmです。

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紅はるか

 

 サンプル2は「シルクスィート」の焼きいもで、上が加熱時間「50分」で、下が加熱時間「100分」です。芋の大きさは切り口の直径が約6cmです。

 

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シルクスィート

 

まとめ

加熱時間:170度で、50分と100分を比べた場合、加熱時間と焼きいもの出来上がりには、芋の大きさと水分量が影響する。直径4㎝の紅はるかの場合には、100分では、皮の周りが焦げてくる。水分量が減ると味が濃くなる。直径4cmの紅はるかでは、90分がお勧めです。後は、水分量の好みで、加熱時間を変えると良いです。焦げ目が好きな人は長くする。50分でも十分食べららますが、べっちゃりした水分量になります。

芋の種類:今回の試験では、紅はるかの直径が4cm,シルクスィートの直径が6cmです。水分量は図っていませんが、後者の方が多く感じられました。出来上がりの食は、シルクスィートの方が、水分が多くなりました。品種の差か、水分量の差かわかりませんが、どちらかといえば、紅はるかが美味しく感じられました。鳴門金時のような問題は生じませんでした。しかし、差はちいさかったので、筆者なら価格が同じなら、紅はるかを、価格が安ければそちらを選択します。あとは、味の好みがありますので、お好みに応じればよいと思います。

前回に書きましたが、焼きいもには「鳴門金時」はむいていません。