darktableのダークルームには、次のモジュールグループのアイコンがあります。
最初の2つのアイコンは、次の2種類です。
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アクティブモジュール
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お気に入りモジュール
アクティブモジュールは、現在編集で使っているモジュールを示します。
お気に入りモジュールは、好きなモジュールを登録しておく場所です。
マニュアルに載っている次のモジュールグループは、3番目以降のアイコンに対応します。
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基本グループ
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トーングループ
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カラーグループ
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補正グループ
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効果グループ
既に、説明しましたように、マニュアルには、ダークルークの全てのモジュールが、この5つのグループに分けて、記載されています。
一方、モジュールグループのアイコンの下には、登録されていないモジュールがあります。
各モジュールは、どのグループにも、登録することができます。
Lightroomに合わせて、グループを編集している人もいるようですが、マニュアルとの対応を考えると、混乱するので、おすすめできません。
おすすめは、次です。
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マニュアルに合わせて、3番目以降のアイコンに対応したグループで落ちているモジュールを復元する。
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よく使うモジュールは、重ねてお気に入りグループに登録する。
といっても、マニュアルで各グループに、どのモジュールが登録されているかは、マニュアルの目次を見るしかないのです。これも不便なので、今回は各モジュールグループをまとめてみます。
アクティブモジュール
アクティブモジュールは、編集中に使われているモジュールです。
画像を読み込んで、ダークルームに入ってすぐに、履歴をみると、次のようになっています。
これから、ダークルームに入った時点で、3つのモジュールがアクティブになっていることがわかります。
すなわち、次の3つです。
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画像の向き
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シャープ化
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ベースカーブ
アクティブグループのアイコンを開くと次のようになっていて、履歴にはでてきませんが、この他に次のモジュールが、使われていることがわかります。
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ハイライト復元
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ホワイトバランス
お気に入りモジュール
お気に入りモジュールは、自分で好きなようにモジュールを登録する場所です。
基本グループ
ここから、マニュアル定義のグループの説明になります。
いかでは、マニュアルに定義された各グループのモジュールを表にして示しています。
赤字でかかれたモジュールが、プリセット状態では、登録されていないモジュール(未登録モジュール)です。
基本グループは、画像編集に最も高い頻度で使われるモジュールを集めたものです。
darktableを最小限マスターするには、基本グループを使えるようになれば、よいと思います。
未登録モジュールは2つだけで、このままでも、大きな問題はないと思います。
シャープ化は基本グループでなく、補正グループにあります。
トーングループ
カラーグループ
補正グループ
効果グループ
まとめ
以上を見ると、未登録モジュールは、順番が後のグループほど多くなっています。