モジュールのグループ(darktable第19回)

darktableのダークルームには、次のモジュールグループのアイコンがあります。

最初の2つのアイコンは、次の2種類です。

  • アクティブモジュール

  • お気に入りモジュール

 

アクティブモジュールは、現在編集で使っているモジュールを示します。

お気に入りモジュールは、好きなモジュールを登録しておく場所です。

マニュアルに載っている次のモジュールグループは、3番目以降のアイコンに対応します。

  • 基本グループ

  • トーングループ

  • カラーグループ

  • 補正グループ

  • 効果グループ

 

既に、説明しましたように、マニュアルには、ダークルークの全てのモジュールが、この5つのグループに分けて、記載されています。

一方、モジュールグループのアイコンの下には、登録されていないモジュールがあります。

各モジュールは、どのグループにも、登録することができます。

Lightroomに合わせて、グループを編集している人もいるようですが、マニュアルとの対応を考えると、混乱するので、おすすめできません。

おすすめは、次です。

  • マニュアルに合わせて、3番目以降のアイコンに対応したグループで落ちているモジュールを復元する。

  • よく使うモジュールは、重ねてお気に入りグループに登録する。

 

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モジュールグループのアイコン

 

といっても、マニュアルで各グループに、どのモジュールが登録されているかは、マニュアルの目次を見るしかないのです。これも不便なので、今回は各モジュールグループをまとめてみます。

 

アクティブモジュール

アクティブモジュールは、編集中に使われているモジュールです。

画像を読み込んで、ダークルームに入ってすぐに、履歴をみると、次のようになっています。

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履歴


これから、ダークルームに入った時点で、3つのモジュールがアクティブになっていることがわかります。

すなわち、次の3つです。

  • 画像の向き

  • シャープ化

  • ベースカーブ

 

アクティブグループのアイコンを開くと次のようになっていて、履歴にはでてきませんが、この他に次のモジュールが、使われていることがわかります。

  • ハイライト復元

  • ホワイトバランス

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アクティブグループ


 

お気に入りモジュール

お気に入りモジュールは、自分で好きなようにモジュールを登録する場所です。

基本グループ

ここから、マニュアル定義のグループの説明になります。

いかでは、マニュアルに定義された各グループのモジュールを表にして示しています。

赤字でかかれたモジュールが、プリセット状態では、登録されていないモジュール(未登録モジュール)です。

基本グループは、画像編集に最も高い頻度で使われるモジュールを集めたものです。

darktableを最小限マスターするには、基本グループを使えるようになれば、よいと思います。

未登録モジュールは2つだけで、このままでも、大きな問題はないと思います。

シャープ化は基本グループでなく、補正グループにあります。

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基本グループ


 

トーングループ

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トーングループ


 

カラーグループ

 

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カラーグループ


 

補正グループ

  

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補正グループ

 

効果グループ

  

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効果グループ

 

まとめ

以上を見ると、未登録モジュールは、順番が後のグループほど多くなっています。