2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

EOS Kiss Mの高輝度側の階調表現性の向上(1)

キヤノンのEOS Mシリーズには、露光のレンジ補正に関する機能が2つついています。 オートライティングオプティマイザ 高輝度側の階調表現性の向上 (1)は、ゾーンシステムに似ていて、Jpegのダイナミックレンジに、RAWのダイナミックレンジを圧縮するために、…

2.4 衝突回避と戦争~2030年のヒストリアンとビジョナリスト

(衝突回避のルールは、有益ですが、守らない人と国がでます) 人工物のレンマは、人工物を観測して、観測データから帰納法で得られたルールは、いつ破綻しても当然と言います。 人工物のレンマは、だからといって、人工物のルールが、役に立たないといって…

SONYとCANONのAPS-Cカメラの比較

SONYとCANONのAPS-Cカメラを主に、レンズのラインアップで比較してみました。 表1のBCNのデジタル一眼カメラの月間売れ筋ランキングでみると、5位と6位を除くと、APS-Cのサイズ以下のカメラが、並んでいます。 3位と4位は、ミラーレスではありませんが、それ…

六角堂(北茨城市)~つくば市とその周辺の風景写真案内(746)

六角堂(北茨城市) 六角堂(ろっかくどう)は、茨城県北茨城市大津町五浦(いづら)にある六角形の建築物です。岡倉天心(岡倉覚三)が1905年(明治38年)に居宅から1段下った断崖に自ら設計し建設したものです。 2011年(平成23年)の東日本大震災では津波…

2.3 携帯電話市場とラッセルの七面鳥の定理~2030年のヒストリアンとビジョナリスト

(ラッセルの七面鳥の定理の応用として、携帯電話市場を取り上げます) 携帯電話市場を取り上げます。 1)携帯電話の売上 2022/02/07のニューズウィークの 丸川知雄氏の記事を元に、2010年までの日本の携帯電話市場を振り返ります。 1990年代から2000年代に…

福岡堰のサクラ(2022)(つくばみらい市)~つくば市とその周辺の風景写真案内(745)

福岡堰のサクラ(2022)(つくばみらい市) つくば市周辺の桜の名所では、福岡堰は外せないので、毎年写真を掲載しています。 2021年は満月だったので、夜明けのサクラの写真をのせましたが、今年は、新月で、日の出の桜ですが、月は入りません。 2021年は満…

桜の撮影(10)夜明けの桜

桜の撮影(9)で、気づいた画面の濁りの削除を試みました。 濁りの原因は、トーンイコライザーの1番目のインスタンスでした。 写真1がもとの写真です。濁っています。 写真2が、トーンイコライザーの1番目のインスタンスを修正しています。 濁りは取れま…

2.2 ラッセルの七面鳥の定理~2030年のヒストリアンとビジョナリスト

(帰納法の問題点を指摘します) この記事は、2022/02/09のラッセルの七面鳥の改訂版です。 「ヒストリアンとビジョナリスト」というタイトルは、ヒストリアンでは、問題解決ができないという主張です。 一般に、科学は、帰納と演繹によって、仮説を検証する…

常陸風土記の丘のサクラ(2022)~つくば市とその周辺の風景写真案内(744)

常陸風土記の丘のサクラ(2022) 常陸風土記の丘のサクラは、2021年も紹介しています。 桜の木の本数は非常に多く、つくば市周辺では、恐らく、福岡堰と双璧と思います。 問題は、しだれ桜も多く、全ての桜の開花がそろわないことにあります。 福岡堰は、ソ…

桜の撮影(9)夜明けの桜

「桜の撮影(9)夜明けの桜」をの画像を思い直して、更に手を入れてみました。 風景写真の露光の中心課題は、明るい空の露光を、ほかとどのように擦り合わせるかです。 基本は、トーンイコライザーのインスタンスを増やして、地平線の上下でマスクをつくっ…

2.1 ビジョナリストの出発点~2030年のヒストリアンとビジョナリスト

(ビジョナリストの出発点を考えます) ヒストリアンの問題解決法は、次の2つを前提としています。 (1)定常過程である。 (2)帰納法が有効に機能する。 実際には、この2つの条件は成立しません。 特に、技術進歩の激しい時代には、(1)は、全くナンセ…

並木近隣公園のサクラ2(2022)~つくば市とその周辺の風景写真案内(743)

並木近隣公園のサクラ2(2022) 今回は、近隣公園に隣接する遊歩道の桜です。 写真1が遊歩道の入り口です。道路の左が、並木近隣公園で、右が宅地になります。 この部分の遊歩道は、近隣公園と宅地に挟まれています。 遊歩道を先に進むと、左側が近隣公園で…

プレとポスト・デジタル・シフト・エコシステムの労働生産性の違い~2030年のヒストリアンとビジョナリスト

エコシステムの違いが、労働生産性の問題を考える上で、重要です。エコシステムは、どこに着目するかで、重層的に複数のエコシステムが併存しています。 この複数のエコシステムの中で、デジタル・シフトが、労働生産性の決定的な違いを生み出します。 ここ…

MTF特性図とレンズの性能(4)

レンズの進化 MTF曲線について、ニコンは次の様に説明しています。 NIKON MTF曲線とは 軸外像高では非点収差の影響でS方向(サジタル方向:放射方向)とM方向(メリジオナル方向:同心円方向)で、コントラストの変化が異なってきます。一般に、10本/mm の曲…

並木近隣公園のサクラ1(2022)~つくば市とその周辺の風景写真案内(742)

並木近隣公園のサクラ1(2022) 並木近隣公園にも、少しだけ桜があります。 実は、紹介したい桜は、並木近隣公園ではなく、近隣公園に隣接した遊歩道にあります。 ただし、この遊歩道には、名前がついていないので、ここでは、遊歩道を並木近隣公園2とよび、…

MTF特性図とレンズの性能(3)

カメラとレンズの組合せ 今回は、MTFから、次の組合せの比較問題が考えます。 (1)フルサイズセンサーの高いカメラ+とても安価な単焦点レンズ (2)APSーCセンサーの安いカメラ+少し安価な単焦点レンズ 前回は、焦点距離50㎜前後で、価格の異なるレンズ…

ロシアのエコシステム~2030年のヒストリアンとビジョナリスト

(ロシアは、独裁のエコシステムをとっています。民主主義のエコシステムと独裁のエコシステムのバランスが重要な課題になっています) ここでの課題は、エコシステムでものを考えることです。 1)ソ連のエコシステム 冷戦の時代には、ソ連は、社会主義経済…

中央公園のサクラ(2022)~つくば市とその周辺の風景写真案内(741)

中央公園のサクラ(2022) 中央公園の桜は、つくばセンタービルといっしょに以前にも紹介しています。 中央公園の桜は、綺麗ですが桜の木の数はあまり多くありません。 とはいえ、つくばセンタービルは、つくば市内の第1のランドマークですから、つくば市の桜…

MTF特性図とレンズの性能(2)

中望遠の単焦点 canonのkiss M2のEF-Mマウントの交換レンズの種類はあまり多くありません。 マクロを除けば、単焦点は、22㎜と32㎜の2本だけです。 SIGMAのF1.4のAPS-Cの3種類(16mm,30mm,56mm)の交換レンズも、EF-Mマウントを出しています。 30mmF1.4は、…

エコシステムの理論~2030年のヒストリアンとビジョナリスト

(エコシスステムの最大の課題は、エコシステムの入れ替え問題です) エコシステムについて、もう少し検討します。 1)家電製品のエコシステム 1990年には、自動車と並んで、日本の家電製品メーカーは世界的なシェアを得ていました。 30年たった2020年には…

赤塚公園のサクラ(2022)~つくば市とその周辺の風景写真案内(740)

赤塚公園のサクラ(2022) 赤塚公園の桜は、1年前にも紹介しています。 赤塚公園の桜というと、池の周りの桜の印象があります。 写真1と写真2は、池の周りの桜です。 2021年もこの辺りの桜の木を紹介しています。 写真3は、交番の脇の赤塚公園の駐車場の…

MTF特性図とレンズの性能(1)

Eos Kiss M2の現在のキットレンズは、FE-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMです。 古い時代のキットレンズは、EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMです。 旧型EF-M18-55mmは、金属部材を使っていましたが、新型FE-M15-45mmは、グラファイトです。 どちらも、非球面レンズを3…

教育と社会主義労働経済~2030年のヒストリアンとビジョナリスト

社会を変える大きな力は、世代交代です。 したがって、教育こそが、社会を変える力であるといえます。 そこで、教育の現状を社会主義労働経済の視点で考えてみましょう。 1)世界の教育の経済効果 ジョブマーケットを通じたジョブ型雇用では、ポストと給与は…

水と緑の里公園のサクラ(2022)~つくば市とその周辺の風景写真案内(739)

水と緑の里公園のサクラ(2022) 水と緑の里公園は、2021/12/02に紹介しています。 このときには、工事中でしたので、工事が終わったら、再度紹介するという予定で、(1)と番号を付けました。 4月になって、再度訪問したところ、工事中ではありませんでし…

桜の撮影(8)夜明けの桜

今回は、夜明けの桜の写真の編集がテーマです。 写真1が、元の画像です。 フレームに、太陽と桜が入っています。 完全な逆光写真になります。 写真2では、トーンイコライザーで、桜の部分の露光を持ち上げ、空の部分の露光を下げています。 こうすると、桜…

ビジョンと目的~2030年のヒストリアンとビジョナリスト

1)企業経営の目的と手段 目的と手段を取り違えるなということは、よく言われる注意点です。 しかし、最近の日本の社会では、目的は、全く人気がありません。 アリストテレスの時代には、ものには、独自の目的を持っていると考えられていましたが、現在では…

つくば公園通りと竹園西小学校のサクラ(2022)~つくば市とその周辺の風景写真案内(738)

今回のつくば公園通りは、国際会議場と竹園西小学校に挟まれた部分です。 この部分の公園通りは、つくば市とその周辺の風景写真案内(15)、(16)、(360)で紹介しています。 竹園西小学校は、つくば市とその周辺の風景写真案内(63)、(64)…

雪柳を巡って(9)

雪柳は、ソメイヨシノの前から咲いています。既に、雪柳の花は終わったところもあれば、まだ、満開のところもあります。 風景写真にとって、水面はキラーコンテンツです。 池の周りに、雪柳を見つけたので、水面に反射する写真の撮影を試みました。 写真1が…

フレームワークの議論~2030年のヒストリアンとビジョナリスト

(フレームワークが異なると議論ができない。しかし、科学的に正しいフレームワークは選べる) フレームワークの議論は、何を議論すべきかという議論です。メタ議論と言い換えることもできます。 人間の思考形態の理解が進んで、人間は、なんにでも簡単な理由…

東小学校のサクラ(2022)~つくば市とその周辺の風景写真案内(737)

東小学校のサクラ(2022) 東(ひがし)小学校の桜です。 写真1が、東小学校の校庭の桜です。 写真2は、東小学校の前の通りの桜です。 桜は、3列あります。右列が小学校の中になります。 中央と左は、小学校の前の街路樹です。 道路の左には、東中学校があ…